車担保融資の仕組み
車を担保として、お金を貸してくれる車担保融資。
よく街中や街燈などで、車担保融資 乗ったままOK といった看板を見ますので、名前はしっているけど、どういった仕組みで借りれるのかは知らないといった人も多いと思います。
しかし、注意しておかないといけないのは、この車担保融資の中にも違法性のある仕組みで貸し出しを行っている業者がいたり、法律の抜け穴を使い法外な金利を取る業者も存在しています。
車担保融資の仕組みですが、いくつかの仕組みがあるみたいですが、その中の2ケースを紹介したいと思います。
ケース1：融資条件を車を担保とし、車を預けてお金を借りる仕組み
これは、簡単です、お金を借りる際に、借用書とともに、車・車検証・印鑑証明書などを差し出し、融資を受ける仕組みです。
融資条件に車を担保とするので、総量規制の対象外となるみたいです。
ケース2：車を下取りした形とする仕組み
この仕組みについては、違法な可能性があるといわれています。
いわいるグレー？な仕組みみたいです。
まず、お金を借りるために、今乗っている車を下取りした形に、下取り代金を手にします。
しかし、車を乗ったままにしないといけない場合は、この下取りした車をリースしたことにして、業者に対してリース代金を払います。
お金を借りた人は、利息を支払らわないといけないのですが、利息の代わりにこのリース代を支払い、元金はまた車を購入という形で払うのです。
こうしてみるとすごい良い仕組みと思われますが、これだと、借金という形ではないので、利息といった概念がない為、利息制限法の縛りを回避できます。
その為、業者によってはこのリース代が高額だったり、車を買い戻したいった際に買い戻し金額が跳ね上げられる可能性もあります。
また、車自体の名義変更も行われていますので、リース代を踏み倒したりすると、窃盗罪になり、盗難車を乗り続ける事になる事となります。
つまり、ケース2については、違法性がある仕組みとなり悪質な業者の場合だと、すごい金利を払うこととなるでしょう。
他にもいくつか仕組みがあるみたいですが、ケース２みたいな業者に引っかからないように、きちんと貸金業の登録を行った業者を探すようにしましょう。